待ちに待った映画!「抱擁のかけら」。
監督のイマジネーションを、完璧に表現する女優ペネロペ・クルスと、
そのペネロペの魅力を十二分に引き出す、魔法使いペドロ・アルモドバル監督。
いまのスペイン映画(いや世界の映画)を牽引する最強のコンビじゃない?
ふたりの強い信頼関係から生まれるパワフルな作品は、
とんでもなく残酷だけど、とんでもなく美しい、愛と再生の物語。
映画関係者の主人公二人(女優と、映画監督)をめぐる激しい愛が、
みずからの映画によって再生されていくというもの。
アルモドバル監督風の、映画へのオマージュかしら?!
前作のボルヴェールでは、たくましい女の肝っ玉ぶりを、
最高キュートに、魅せてくれたペネロペちゃん。
今回はデビュー当時の可憐な雰囲気も出してる!
色んな引き出しがある、ほんっとに、いい女優。最高。
個人的にはスペイン語を話すペネロペちゃんが大好き。
スペイン語のまくし立てるようなリズムと、出演者の目力の強さ!
それに時々不安感をかりたてるような、アルモドバル監督ならではの音楽使いが、
毎回毎回、みているこちらの感情を、いい感じにひっかき乱してくれるのよね。
ラストも最高にかっこいい、そこで終わるか!と、シビレます。
ラテンの血は、躍動感にあふれてる!
▼抱擁のかけらホームページ
http://www.houyou-movie.com/
thief...
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# by youmissme | 2010-02-08 15:23 | Yeah!Yeah!Yeah!